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あかぎれ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

あかぎれ
fissured skin
皮膚の表層角質の水分減少して起る線状の割れ目をいう。表皮深層から真皮に達することもある。皮脂分泌が悪くなる冬期に発生することが多いが,できやすい体質的なものがある。ひびはおもに,手の甲などの乾燥した皮膚がむけてくる状態をいうが,あかぎれは手のひら,爪の周囲など,角質の厚い部分が硬くなって割れた状態をいう。予防には,ビタミンA,Dあるいは尿素を配合したハンドクリームが用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

あかぎれ【chaps】
手のひら,足の裏,手足の指の皮膚に亀裂fissureを生じた状態のうち,その裂け目が深くて赤く見え,ときには出血し,ふつう痛みがあるもの。亀裂が細くて浅いものはひびといわれる。皮膚の働きの一つとして,機械的,物理的,化学的に有害な刺激を防ぎ,水分,有毒物質,細菌真菌などの侵入を阻止し,また体液が失われるのを防ぐ対外保護作用がある。寒さによる脂腺汗腺の機能低下,手足の不潔,洗剤の使い過ぎ,職業上の薬品の刺激などが原因となって,皮膚最上層の角層の水分が減少し,皮膚が乾燥するとなりやすい。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

あかぎれ

亀裂(きれつ)性湿疹(しっしん)の俗称。ひび(落屑(らくせつ)性湿疹)の悪化した皮膚病で、ひびと同様に幼小児と主婦に好発し、小児では手足と顔面、主婦では手にみられる。また、小児では寒冷や寒風、主婦では水仕事、とくに洗剤やせっけんの使用がそれぞれおもな原因となる。まず皮膚が乾燥して、表皮の角質層の最表面がはがれてかさかさしてくる。この病状がひびとよばれる段階で、さらに病状が進むと、皮膚が厚く硬くなり、線状の皮溝が目だち、やがて皮膚の弾力性が低下して亀裂を生じ、あかぎれとよばれる症状となる。普通、軽いかゆみを訴えるが、亀裂が深いと痛みがおこり、出血することもある。せっけんや洗剤の使用による主婦のあかぎれは、主婦湿疹としても知られる。治療にはワセリン、尿素軟膏(なんこう)、ヘパリン様物質含有軟膏、ステロイド軟膏、あるいは5~10%サリチル酸含有軟膏を塗布する。主婦の場合、水仕事をしばらくしないで治療するのが望ましいが、それができない場合は、木綿の手袋をはめた上にゴムまたはビニール手袋を用い、せっけんや洗剤が直接皮膚に触れないようにする。

[伊崎正勝・伊崎誠一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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