●い【イ】
デジタル大辞泉
い[五十音]
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い[終助・間助・副助]

1 親しみを込めて質問する意を表す。「何を悩んでいるんだ
2 軽蔑したり、反発したり、詰問したりする意を表す。「何度言ったら分かるんだ
3 投げやりな気持ちやあきらめの意を表す。「勝手にしろ
4 念を押したり、語調を強めたりする意を表す。「じゃまをするな

「青柳(あをやぎ)の糸の細(くは)しさ春風に乱れぬ―間に見せむ児(こ)もがも」〈万・一八五一〉

「一日(ひとひ)だに君―しなくは堪(あ)へかたきかも」〈万・五三七〉
[補説]





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い[接頭]
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日本大百科全書(ニッポニカ)
い
五十音図第1行第2段の仮名。平仮名の「い」は「以」の草体から、片仮名の「イ」は「伊」の偏からできたものである。万葉仮名では「伊、以、異、夷、已(以上音仮名)、射(訓仮名)」などが使われた。ほかに草仮名としては「(伊)」「
(移)」「
(意)」などがある。音韻的には5母音(ぼいん)の一つ/i/核にあたり、前舌狭母音である。イ段長音の引き音節部分を表し(「おにいさん」「おじいさん」)、また「クィーン」「パーティー」「フィルム」などのように、外国語を表記する際に小文字で添えられもする。
古くワ行の「ゐ」「ヰ」はこれと別音で、/wi/を表した仮名であり、「ゐ」は「為」の草体から、「ヰ」は「井」の字形変化したものである。万葉仮名では「韋、位、偉、為、委(以上音仮名)、井、猪、居(以上訓仮名)」などが使われた。ほかに草仮名としては「(委)」「
(遺)」などがある。
[上野和昭]
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精選版 日本国語大辞典
い ゐ
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い
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い
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い
(2)①②③の用法について、(イ)主格を示す助詞であるとする説(山田孝雄「奈良朝文法史」他)、(ロ)すべて間投助詞であるとするもの(松尾捨治郎「国語法論攷」、此島正年「国語助詞の研究」他)、(ハ)副助詞とするもの(小林芳規「謂はゆる主格助詞『い』は副助詞と考ふべきである」国語第二巻二・三・四合併号)等種々の説がある。しかし、(イ)の主格助詞説は、主格以外の格に立つ体言を受ける例や、格助詞を受ける例(③)の存在によって成立しない。また、間投助詞は文節の最後、したがって他種の助詞と重ね用いられる時は必ず下に位するものであるのに、「い」助詞には「いは」「いし」のごとく、係助詞や副助詞に上接する例があるため、(ロ)の間投助詞説も成立しない。ただし、「い」に、(一)の用法とは別に間投助詞用法(二)が存することを否定するものではない。((三)について) 口調を柔らげる働きを持つものであり、主として男性によって、砕けた調子で用いられることが多い。
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い
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い
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い
(2)「ロドリゲス日本大文典」では「上げさしめ」などより敬意のやや加わった言い方で、親が子に、また家の下男下女などに対して用いると説明している。室町時代にはかなり広く使われていたものと推測されるが、江戸時代の初めには衰退し、狂言では歌謡や一部の老人のことばにのみ用いられている。→さい
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