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えごの木【えごのき】

精選版 日本国語大辞典

えご‐の‐き ゑご‥【えごの木】
〘名〙 エゴノキ科の落葉高木。各地の山野に生える。高さ五~一五メートル。幹は紫褐色で、よく分枝する。葉は先のとがった卵形。初夏、白い漏斗状で深く五裂した白い花冠を持つ径約二・五センチメートルの花が、柄の先に垂れ下がって咲く。実は卵形で黒く熟す。夏、小枝の先に白い虫こぶができる。種子から採る油は、ずさ油という。実をつきこねて灰と混ぜて水田の肥料とする。生の果皮と種子はすりつぶして水中に入れると魚が麻痺(まひ)する。材は硬く、器物、杖などを作る。実に有毒物質が含まれ、のどを刺激し、えごい感じを与えるので、この名があるという。漢名に、斉墩果を当てるのは誤用。やまぢさ。ちしゃのき。ちさのき。こはぜのき。ろくろぎ。ざとうのつえ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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