●おさん茂兵衛【おさんもへえ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
おさん茂兵衛
おさんもへえ
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デジタル大辞泉
おさん‐もへえ〔‐モヘヱ〕【おさん茂兵衛】
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デジタル大辞泉プラス
日本大百科全書(ニッポニカ)
おさん茂兵衛
おさんもへえ
実在の姦通(かんつう)事件、およびこれを脚色した小説、戯曲の登場人物名。1683年(天和3)、京都・烏丸通(からすまどおり)の大経師(だいきょうじ)意俊(いしゅん)の妻おさんが手代(てだい)茂兵衛と密通し、仲立ちをした下女玉(たま)と3人が丹波(たんば)国(兵庫県)に潜伏していたのを召し捕られ、9月22日粟田口(あわたぐち)で処刑されたという。井原西鶴(さいかく)は『好色五人女(こうしょくごにんおんな)』(1686)の「中段に見る暦屋(こよみや)物語」でおさん茂右衛門(もえもん)の名で小説化、近松門左衛門は浄瑠璃(じょうるり)『大経師昔暦(むかしごよみ)』(1715)にほとんど実名で脚色、その後も多くの作品に扱われている。近年では川口松太郎の小説『おさん茂兵衛』(1954)が『近松物語』の名で劇化され、新派の当り狂言になり、映画化もされた。
[松井俊諭]
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精選版 日本国語大辞典
おさん‐もへえ ‥モヘヱ【おさん茂兵衛】
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
おさん茂兵衛
(通称)
おさん もへえ
- 元の外題
- 大経師昔暦 など
- 初演
- 正徳5.春(大坂・嵐三十郎座)
出典:日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」
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