●けに【けに】
大辞林 第三版
けに
( 接助 )
〔近世語〕
言い切りの形に付いて、理由・原因を表す。ゆえに。から。 「明日夜の内から伊勢参り、へへそれぢや-、船切手書いてもらおと存じて/浄瑠璃・鶊山姫捨松」 〔現在でも中国・四国地方で用いるところがある〕
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精選版 日本国語大辞典
け‐に
〘接助〙 理由、原因を示す。から。ので。
※浄瑠璃・鶊山姫捨松(1740)二「明日夜の内から伊勢参り、へへそれぢゃけに船切手、書いてもらをと存じて」
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