●ころく
精選版 日本国語大辞典
こ‐ろく【胡簶・
籙】
〘名〙 矢を入れて背に負う武具。矢の全部を包む筒形のものと、大部分が容器から外に現われる矢立式のものとがあり、それぞれ壺胡簶(つぼやなぐい)・平胡簶に発展した。古墳時代からあるが、奈良時代に盛んに用いられ、特に矢立式のものをいうことがある。やなぐい。〔十巻本和名抄(934頃)〕
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ころく
〘副〙 烏の鳴き声を表わす語。「子等(ころ)来(く)」にかけていう。
※万葉(8C後)一四・三五二一「烏とふ大をそ鳥のまさでにも来まさぬ君を許呂久(コロク)とそなく」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「ころく」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●ころくの関連情報