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ごまめ

世界大百科事典 第2版

ごまめ
小型のカタクチイワシを干しにしたもの。田作(たづくり)ともいい,女房詞では〈ことのはら〉といった。田作はほしか(干鰯)同様に田畑の肥料にしたための名で,これを豊作予祝の意とし,あるいは,ごまめを健康の意の〈まめ〉と取ってめでたい食品とし,祝儀や正月のに用いた。〈ことのはら〉は小殿原(ことのばら)で,小さな殿方たちというしゃれた隠語である。銀紺色に輝き,形のくずれていないものが良品で,焼けして褐色になったものはえぐ味があってまずい。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ごまめ

カタクチイワシの素干し。田作りともいう。小形のカタクチイワシを水洗(すいせん)後、莚(むしろ)の上にばらまき、1日数回転がしながら干し上げる。油が少なく、体表面が銀白色に輝き、頭や尾がとれず、形が崩れていないものが良品。油焼けしたり、油のにじみ出たものは不良品である。タンパク質(66.9%)およびカルシウム、リンなどのミネラルに富む。軽くあぶり、しょうゆ、みりんまたは砂糖を煮込んだ液と混ぜ、正月料理に使う。「まめ」には息災とか「たっしゃ」という意味があるところから、健康を願って正月料理にされたという。また、田作りの語は、田の肥料に使うと米が多くとれるので、豊年満作を祈って農民が正月に食べ出したとされる。

[金田尚志]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ごま‐め
〘名〙 植物「ごまな(胡麻菜)」の異名。〔物品識名拾遺(1825)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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