●ざくざく【ザクザク】
デジタル大辞泉
ざく‐ざく

1 砂利・小石などを踏み歩くときに出る音を表す語。「
2 野菜などを、力強く切り刻むときに出る音を表す語。「キャベツを
3 金貨などがたくさんあるさま。「大判小判が

[アクセント]


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精選版 日本国語大辞典
ざく‐ざく
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 刻んだり、踏みつけたりする力強い音、粗い粉状のものが多く集まって触れあう音などを表わす語。「さくさく」よりやや強い音にいう。
※真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉九五「落葉の堆(うづも)れてゐる上をザクザク踏みながら」
② 金(かね)などがたくさんあるさまを表わす語。
※唱歌・はなさかぢぢい(1901)〈石原和三郎〉「おほばん、こばんがザクザクザクザク」
[2] 〘形動〙 織り方、刻み方などの粗いさま。また、雪、砂などの粒の粗いさま。
※料理物語(1643)九「蓬汁〈略〉ゑもぎをざくざくにきり」
[3] 〘名〙 「ざくざくじる(━汁)」の略。
※茶湯献立指南(1696)四「ざくざくは成程こまかにすべし。然ども茶湯はざくざくはこのまざる事に」
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