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ざっと【ざっと】

大辞林 第三版

ざっと
おおまかに物事を行うさま。大ざっぱなさま。あらあら。 -目を通す -掃除をする
大まかに見つくろったさま。ほぼ。大体。 駅まで-一キロある 手並みは-こんなもんだ
風や雨が急に勢いよく吹いたり降ったりするさま。 時々-降つて行く気勢けはいも聞取られる/田舎教師 花袋
勢いよく動作するさま。 -引きにけり/義経記 4

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ざっ‐と
〘副〙
① 風や雨などがにわかに勢いよく吹いたり降ったりするさまを表わす語。
※金刀比羅本平治(1220頃か)中「一むら雨ざっとして、風ははげしく吹(ふく)間」
※中華若木詩抄(1520頃)下「軽風かざっと吹たれは、宿雨かとくとくと落て」
② 動作が勢いよく急なさまを表わす語。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「鏑はざっとわれてはらりと落(おつ)
③ ある作業をおおまかにするさまを表わす語。簡略に。
※玉塵抄(1563)一五「さいしょにざっとたいめんして口をきいたれば」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六「今一二年は学校の生活をするかも知れぬと云ふことをざっと話した」
④ 数量、状態、程度などのおおよそのさまを表わす語。あらまし。ほぼ。大体。
※雲形本狂言・木六駄(室町末‐近世初)「よいやよいや、扨々面白い事ぢゃ、ざっと酒盛になった」
※滑稽本・古朽木(1780)三「ざっと五十両の損と見ゆれば」

出典:精選版 日本国語大辞典
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