@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

しか【シカ】

デジタル大辞泉

しか[助動]
[助動]《過去の助動詞「き」の已然形》⇒[助動]

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか[係助・終助]
[係助]名詞、名詞的な語、動詞の連体形、形容詞・形容動詞の連用形、一部の助詞・助動詞などに付く。打消しの語を伴って、特定の事柄以外のものを全く否定する意を表す。「この道を行くしかない」→きりだけ
[補説]近世以降用いられ、限定の助詞に付けて「きりしか」「だけしか」「ほかしか」「よりしか」の形で、「しか」を強めていう場合もある。
[終助]自己の願望を表す。…たいものだ。→てしがにしが
「まそ鏡見―と思ふ妹(いも)も逢はぬかも玉の緒の絶えたる恋の繁きこのころ」〈・二三六六〉
[補説]過去の助動詞「き」の已然形からとか、あるいは連体形「し」に終助詞「か」が付いてできたものとかいわれる。上代では「か」は清音であったが、後世しが」になった。「しか」だけで用いられることはまれで、多くは「てしか」「にしか」の形で用いられた。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

し‐か[連語]
[連語]《副助詞「し」+係助詞「か」》「いつ」「たれ」「なに」などの疑問語に付いて、疑問の意味をさらに強める意を表す。
「玉くしげいつ―明けむ布勢(ふせ)の海の浦を行きつつ玉も拾(ひり)はむ」〈・四〇三八〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

しか
助動
過去回想の助動詞の已然形
助動

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか
係助
体言またはそれに準ずるもの、動詞の連体形、形容詞・形容動詞の連用形、格助詞などに付き、下に常に打ち消しの語を伴って用いる。特定の事柄・条件だけを取りあげて、それ以外のものをすべて否定する意を表す。また、「だけしか」の形で一層強い限定の意を表す。 その事を知っているのは彼-いない 正解者はたった一人だけ-おりませんでした くだけた言い方ではっきゃとなることがある。ぼくがやるっきゃないだろう

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか
終助
上代ではしかであったが、のちしがともいわれるようになった
自己の動作に関して望み願う気持ちを表す。「てしか」「にしか」の形で用いられることが多い。…したい。…したいものだ。 まそ鏡見-と思ふ妹いもも逢はぬかも/万葉集 2366 おもふどち春の山辺に打ちむれてそこともいはぬたびねして-/古今 春下 伊勢の海に遊ぶあまともなりに-浪かき分けてみるめ潜かずかむ/後撰 恋五 語源については、過去の助動詞の已然形しかからの転、過去の助動詞の連体形に係助詞の付いたものなどの説がある

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか
連語
副助詞に係助詞が付いたもの
「いつしか」「なにしか」の形で用いられることが多い。 いつ-と霞みわたれる梢どもの、心もとなき中にも/源氏 末摘花 あづまぢのさやのなか山なかなかになに-人を思ひそめけむ/古今 恋二 下にさらに助詞が付いても用いられる。現代語では副詞いつしかの中に残存しているいつしかなにしか

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

し‐か
〘名〙 (「しかけ(仕掛)」の略) 計略。策略。
※歌舞伎・御摂勧進帳(1773)二番目「ようも今迄うぬが女房を妹にして、此家主をよくもしかにかけやあがったな」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか
〘副体言・活用語の連体形・形容詞の連用形・格助詞副助詞等をうけ、下に打消の語を伴う。肯定し得るものをそれだけと限定し、それ以外のものを否定する。
洒落本・角雞卵(1784か)後夜の手管「おいらがつかいこんででもいるとしかおもはねへはナ」
※雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉一二「識界が言語によってしかお互いのメッセージを通じ合せられないのとは異って」
[補注]まれに打消の語を伴わない例もある。「日本の下層社会〈横山源之助〉日本の社会運動」に「明治二十五年は僅に大約九百九十七万七千貫しかの産出にして」など。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか
〘終助〙 自己の動作に関する願望を表わす。「てしか」「にしか」の形で用いられることが多い。…したい。
※続日本紀‐天平神護元年(765)閏一〇月二日・宣命「過無くも仕へ奉らしめて志可(シカ)と念ほしめして」
万葉(8C後)三・三四三「なかなかに人とあらずは酒壺になりにて師鴨(かも)酒にしみなむ」
[語誌](1)すでに上代においても動詞連用形に直接付く例は限られ、助動詞「つ」の連用形「て」に付いた「てしか」の例が多い。中古には、「しか」が付く場合にも、助動詞「つ」「ぬ」が使い分けられて、「にしか」の例も生じる。
(2)語形については、中世以後も「古今訓点抄」などに「てしか」と清音に読んだ例が知られるが、近世以降、一般には「てしが」「にしが」と「か」は濁る形で読まれている。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

し‐か
(助詞の「し」と「か」とがかさなったもの) 「いつ」「たれ」「なに」などの疑問語に付いて、疑問の意味をさらに強める。下にさらに助詞「も」の付くことが多い。→いつしかなにしか
※続日本紀‐天応元年(781)二月一七日・宣命「いつ之可(シカ)病止(い)えて参り入り来、朕が心も慰めまさむと」
※万葉(8C後)一五・三五八一「秋さらばあひ見むものを何之可(シカ)も霧に立つべく嘆きしまさむ」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか
(過去の助動詞「き」の已然形) ⇒助動詞「き」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しか」の用語解説はコトバンクが提供しています。

しかの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation