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しとと【シトト】

デジタル大辞泉

しと‐と
[副]
動作などが勢いよく急であるさま。
「政清が郎等太刀をぬき、立ちてまかりいで―うつ」〈保元・中〉
優しく肩などを打つさま。
「打ち解け思ひ晴らさうと―打ってぞ誑(たら)しける」〈浄・堀川波鼓
ぴったりとつくさま。密着するさま。
「しっぽりと積るつらさを語らんと―寄れば」〈浄・出世景清

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

しとと
強く打つさま。勢いよく打つさま。はっしと。 -打ち給へば/落窪 1
やさしく打つさま。 打解け思ひ晴さうと-打つてぞたらしける/浄瑠璃・堀川波鼓
密着しているさま。ぴったりと。 もとの牢屋に走り入り、内より閂かんぬき-閉め/浄瑠璃・出世景清しとど

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しと‐と
〘副〙
① 動作などが勢いよく急であるさまを表わす語。
(イ) したたかに打つさま。勢いよく打つさま。したたかに。はげしく。さっと。
落窪(10C後)一「少将、いといたくなすぐだちそとて、しとと打ち給へば」
(ロ) 刀などで勢いよく切るさま。烈しく切りつけるさま。さっと。はっしと。はったと。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「政清が郎等太刀をぬき、立てまかり出、しととうつ」
(ハ) やさしく穏やかに打つさま。そっと。
浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)職人尽し「ふたりの恋路一対のすずやかはらやかはるなと、しとと背中をたたいてのばすやくんやに」
(ニ) 動作が急で、はぎれのよいさま。ぱっと。ひらりと。さっと。
※長門本平家(13C前)一「びんしととかき、ゑぼし打着て」
② 物が密着しているさま、また、動作が同時であるさまを表わす語。ぴったり
※名語記(1275)六「これもしとと足にあひて」

出典:精選版 日本国語大辞典
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