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ずとも【ズトモ】

デジタル大辞泉

ず‐とも
[連語]《打消しの助動詞「ず」の連用形+接続助詞「とも」》…(し)ないでも。…(で)なくとも。「この部分は書かずともよい」
「白珠(しらたま)は人に知らえず知ら―よし我し知れらば知ら―よし」〈・一〇一八〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

ずとも
連語
打ち消しの助動詞に接続助詞ともの付いたもの
打ち消しの意の逆接の仮定条件を表す。…なくとも。…ないでも。 目が見え-、人の気配はわかるものだ 白珠は人に知らえず知ら-よし知ら-我し知れらば知ら-よし/万葉集 1018 まのあたりなら-、さるべからむ雑事等は承はらむ/源氏 帚木 上代からの語。現代語でもやや文章語的表現として用いられることがある

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ずとも
連語
打ち消しの助動詞に助詞およびの付いたもの
打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる。…ないで。ずに。ずと。 春夢の間は、鳴か-ゐよかし/中華若木詩抄 知れたこと言は-、早々帰れとせり立つる/浄瑠璃・菅原

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精選版 日本国語大辞典

ず‐とも
[1] (打消の助動詞「ず」に助詞「とも」の付いたもの) …なくても。…ないでも。
※万葉(8C後)一四・三五三〇「さを鹿の伏すや草むら見え受等母(ズトモ)児ろが金門よ行かくし良(え)しも」
※源氏(1001‐14頃)帚木「まのあたりならずとも、さるべからん雑事等は、承はらむ」
[2] (打消の助動詞「ず」に助詞「と」と助詞「も」の付いたもの) …ずに。…ないで。
※中華若木詩抄(1520頃)中「春夢の間は、なかずともいよかし」

出典:精選版 日本国語大辞典
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