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ずらす【ずらす】

大辞林 第三版

ずらす
物を滑らせるようにして移動させる。 机を-・す
位置や時期が重ならないようにする。 紙を少し-・して重ねる 日曜日と重なるので一日-・す
上方語 後回しにする。遅らせて、しないで済ます。 これ〱小僧、今朝灰吹の掃除を-・したな/人情本・花筐
ごまかす。 又-・されると知りながら/歌舞伎・桜姫東文章 ずるに対する他動詞
[可能] ずらせる

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ずら・す
[動サ五(四)]
滑らせるようにして、少し動かす。位置をちょっと横に動かす。「いすを―・す」
位置や日時などを重ならないように動かす。「予定を一週間―・そう」
するべきことをあとに回す。
「いいつけられたことはハイ一寸も―・さねえだ」〈鏡花・琵琶伝〉
[可能]ずらせる

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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精選版 日本国語大辞典

ずら・す
〘他サ五(四)〙
① 物を、ある姿勢や状態を保たせたまま、ほかの物に沿うようにして少し移動させる。また、そうして本来あるべき位置から動かす。移す。
※千歳之鉢(1903)〈泉鏡花〉下「『手水鉢へ、鶴が』といって江島は腰をずらして瞰下(みおろ)した」
② ことを行なう時間を移動させる。
(イ) 今しなければならないことをやらないで後にのばす。ほうっておく。うっちゃっておく。江戸時代、文化・文政頃(一八〇四‐三〇)上方のはやりことば。歌舞伎役者らが用いてひろまった。
※南水漫遊拾遺(1820頃)四「づらす 物を打捨おく事」
※琵琶伝(1896)〈泉鏡花〉三「いひつけられたことはハイ一寸もずらさねえだ」
(ロ) 予定や計画などを、内容を変えずに他の日時にうつす。また、いくつかある予定を、重ならないように少し時日を変える。
※白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉九「個人的な用件など少し時間をずらせばいいことだった」
③ 本来の範囲からそらしたり、その範囲を他に及ぼしたりする。
※文学読本・理論編(1951)II・現代日本小説〈平野謙〉「すこし意味をずらせば、『半日』を書いた森鴎外の場合も」
④ 他人の目をごまかす。あざむく。ずるいことをする。
※歌舞伎・桜姫東文章(1817)序幕「『併し近々小判の山』『又ずらされると知りながら、そんなら次手にその文を』」

出典:精選版 日本国語大辞典
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