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たあ【タア】

デジタル大辞泉

たあ
[連語]《係助詞「は」が、その直前の音と融合して変化したもの》
格助詞「と」や「事」の「と」に「は」の付いた「とは」の音変化。
「秋毫(ちっと)も厭味なこ―有りゃしないわネ」〈二葉亭浮雲
助動詞「た」や「そなた」「こなた」の「た」に「は」の付いた「たは」の音変化。
「紙片(かみぎれ)へ飯粒を貼って胡魔化してやっ―ね」〈漱石吾輩は猫である

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

たあ
連語
係助詞が、その直前の語の末尾音と融合して成ったもの。近世江戸語
格助詞「と」や「事」など、「と」の音で終わる語に係助詞「は」が続く場合。とは。 そんなら今度つからおめえ-遊あすばねえ/滑稽本・浮世風呂 構ふ事あ=こたあねえ。たたきのめしてやらう/滑稽本・浮世風呂 4
助動詞「た」や「そなた」など、「た」の音で終わる語に係助詞「は」が続く場合。たは。 これ、見な。こんなに痣あざが出来-/滑稽本・浮世風呂 2 そん-わしがたにやあ命の親だ/滑稽本・膝栗毛 3

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

たあ
〘名〙 父を親しんで呼ぶ語。
※仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)六「父(タア)も母(うも)も京へ来たにゃあ、我(げら)も出たにゃあ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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たあ
(係助詞「は」が、その直前の語の末尾音と融合して発音されたもの)
① 「事」や格助詞「と」など、「と」の音で終わる語に続く場合。とは。た。
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)三「ナニわっちらアあるくこたア韋駄天さまさ」
② 過去・完了の助動詞「た」や「そなた」など「た」の音で終わる語に続く場合。たは。
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)三「そんたアわしがたにゃア命の親だ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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