●つら
精選版 日本国語大辞典
つら
〘名〙 それ以上の意の、魚屋の隠語。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四「けふは頭(かしら)で『ばんどう』から上(ツラ)だ」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
つら
〘接尾〙 指示代名詞に付いて、程度がほぼそれくらいである、たいしたことないの意を添える。づれ。
※サントスの御作業(1591)一「コレ tçura(ツラ) ノ ミチ ワ ワヅカノ コト ナリ」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
つ‐ら
(完了の助動詞「つ」に推量の助動詞「らむ」の付いた「つらむ」が「つらう」となり、さらに変化したもの) =つろう
※史記抄(1477)一一「状似━なんとかしつら孔子状に似たぞ」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「つら」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●つらの関連情報