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とうと【トウト】

デジタル大辞泉

とう‐と
[副]《「とうど」とも》
物の状態などが、安定しているさま。しっかりと。ちゃんと。
「波風―静まって」〈狂言記・那須与一〉
ゆったりと。ゆるりと。
「まづ―居さしめ」〈虎明狂・磁石

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

とうと
古くはとうどとも
勢いよく物をすえるさま。 髭切の御はかせを腹の上に-置き/幸若・烏帽子折
ゆるぎないさま。しかと。 波風-静まつて/狂言記・那須の与一
ゆったりとすわるさま。 まづ-居さしめ/狂言・磁石

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

とう‐と
〘副〙 (古くは「とうど」とも)
① 勢いよく置いたり落としたりする音やそのさまを表わす語。
※今昔(1120頃か)二七「天井を掻開て下来る者有り。〈略〉大きやかなる者、板敷にとうと着(つき)ぬなり」
② 物を、安定した姿に据置くさまを表わす語。しっかりと。
※日葡辞書(1603‐04)「Tôdo(トウド) モノヲ ヲク」
※幸若・鎌田(室町末‐近世初)「二人の若をかきいだき、父正清のふしたりし、前後にとうとをろしをき」
③ ゆったりと、また、堂々とすわるさまを表わす語。どっしりと。
※謡曲・吉野静(1423頃)「されば異なことで遅う寄らしらるる。まづとうど居てこれで待たう」
④ 物事が究極的に定まるさま、確実になるさまを表わす語。しっかり。すっかり。
※史記抄(1477)三「とふと武庚と管叔とをば誅して」
⑤ ある基準にぴったり合うさま、ある状態にすっかりなりきるさまを表わす語。ぴったり。まったく。
※玉塵抄(1563)一二「物のとうど合たが又ちがうてへだへだになることぞ」
⑥ ⇒どうと
[補注](1)古い文献については「とうと」か「どうと」か必ずしも判然としない。
(2)①の用法には「どうと」の形も見られ、「とうと(とうど)」より「どうと(どうど)」の方が激しい感じとして用いられている。

出典:精選版 日本国語大辞典
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