@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ないで【ナイデ】

デジタル大辞泉

ない‐で
[連語]
打消しの意を含んで下に続く意を表す。「仕事もしないでぶらぶらしている」
「逆上(のぼせ)―至極よいお薬でございます」〈滑・浮世風呂・二〉
(「ないでください」「ないでほしい」などの形で)打消しの希望、婉曲な禁止を表す。「この中へは、入らないでください」「勝手に使わないでほしい」
(「ないでいい」などの形で)ある動作をしないことを許可・認容する意を表す。「君は忙しいから出かけないでいい」→なくて
[補説]「ないで」については、打消しの助動詞「ない」に、助詞「で」、あるいは断定の助動詞「だ」の連用形「で」が付いて成ったとする説などがあり、いまだ定説をみない。また、「ないで」全体を接続助詞などとする扱いもある。2は、「お母さん、もうどこにも行かないで」のように文末に用いられることもある。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ないで
(語構成未詳。→補注(1))
① 打消の中止法または連用修飾に用いる。「は」「も」などを伴って、条件を示す場合もある。
※雑兵物語(1683頃)上「火縄のはさけ様がわるければ、火もうつらないで立消も有もんだ」
② (「いい」「くれ」「ほしい」など)補助用言を続けて用いる。
※洒落本・角雞卵(1784か)居続の契約「よしなよ。そんなにつづけてのまねへでもいいわな」
※人情本・英対暖語(1838)二「気味がわるふございますから、後はお咄し遊ばさなひでも宜ござゐますヨ」
[補注](1)成立については、まだ定説がない。「ない」は打消の助動詞と見られるが、「で」は助詞か断定の助動詞の連用形か、決めかねる。また、接続の点からの疑問もあるが、近世には「帰らないければ」「多いで」などの表現もあるので、通行の文法では律しきれない。一方、古くから見られる「なくて」との関係、「書かいで」「読まいで」などの「いで」との関係もありそうであるが明らかでない。品詞分類上の扱いについては、全体を接続助詞とするもの、打消の助動詞の連用形とするものなどがある。
(2)打消の連用・接続表現として、ほかに「ずに」「なくて」がある。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ないで」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ないでの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation