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なわばり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

なわばり
territory
動物の個体または集団が占有し,ほかの個体または集団の侵入に対して防衛する空間区域テリトリーともいう。多くの脊椎動物やある種の昆虫にみられるが,鳥類,特に小鳥類やワシタカ類のなわばりは古くから知られている。なわばりの形態は種によって異なり,繁殖期につがいがの位置を含むある区域を防衛する場合から,非繁殖期のなわばり,集団のなわばり,巣や特定の事物の防衛など,さまざまである。また,なわばりの機能も種によって異なるが,究極的には個体群の調節機構の一つと考えられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵

なわばり
動物が同じ種の他の個体から餌、配偶者、産卵場所、子などを守るために防衛する空間。なわばりの主は単独個体やつがいから群れまで種によって様々であるが、鳴き声、におい、ディスプレーなどで、なわばり所有者であることを周囲の個体に伝える。動物がふだん行動する範囲を行動圏(home range)と呼ぶが、行動圏となわばりは必ずしも一致しない。近隣者とのなわばり争いでは、一般になわばりの内部ではその持ち主が優位に立つ。
(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

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