●にし
精選版 日本国語大辞典
に‐し
[1] (完了の助動詞「ぬ」の連用形に過去の助動詞「き」の連体形「し」の付いたもの) ⇒にき
[2] (格助詞または断定の助動詞「なり」の連用形「に」に副助詞「し」の付いたもの) 「に」を強調して表わす。
※古事記(712)上・歌謡「八千矛(やちほこ)の 神の命 萎(ぬ)え草の 女(め)邇志(ニシ)あれば」
出典:精選版 日本国語大辞典
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