●ひも(紐)【ひも】
世界大百科事典 第2版
ひも【ひも(紐)】
細長く柔軟で,糸より太く,綱や帯より細いものをいい,物を縛ったり,貫いたり,垂らしたりするのに用いる。つる,樹皮,皮革,毛,布,糸,紙などを材料としてつくり,製作方法の相違によって組紐,織紐,編紐,裁(たち)紐,絎(くけ)紐,束(たば)ね紐などに分けられる。このほかにこよりや縄も広義の紐の中に含められる。これらは縒(よ)る,組む,織る,編むという基本的な技法のいずれかでつくられる。
[紐の種類]
(1)組紐 1本~数十本の糸を1単位とし,それを3単位以上,ときには100単位以上を使って斜め方向に交差させてつくったもので,できあがった形状から〈平打ち〉と〈丸打ち〉の別がある。
[紐の種類]
(1)組紐 1本~数十本の糸を1単位とし,それを3単位以上,ときには100単位以上を使って斜め方向に交差させてつくったもので,できあがった形状から〈平打ち〉と〈丸打ち〉の別がある。
出典:株式会社平凡社
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