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べけむ【ベケム】

デジタル大辞泉

べけ◦む
[連語]《推量の助動詞「べし」の未然形の古形「べけ」+推量の助動詞「む」》…に違いないだろう。…できるだろう。…がよいだろう。平安時代は漢文訓読的な文章に用いられ、「べけむや」の形で反語の意で用いられることが多い。
「何ぞ忽(たちま)ちに死ぬ―◦むやと」〈今昔・九・三一〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

べけむ
( 連語 )
〔推量の助動詞「べし」の古い未然形「べけ」に推量の助動詞「む」の付いたもの。「べけん」とも〕
「べからむ」と同様に推量の意を表す。係助詞「や」を伴い、反語に用いられることが多い。 「われ老いたる親あり。亦自ら福業あるに依つて、いまだ死に及ばず。何ぞ忽ちに死ぬ-・んや/今昔 9」 「大いさ牛をかくすとも云ふ-・ん/野ざらし紀行」 〔中古の漢文訓読文から用いられるようになった語〕

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

べけ‐む
(「べし」の古い未然形「べけ」に推量助動詞「む」の付いたもの) 「べからむ」と同様の推量の意を表わす。係助詞「や」を伴い反語になることが多い。平安時代には、漢文訓読語として用いられた。
※西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)一「多羅の菓生じぬ可くなり〈別訓 可(ベ)ケム〉」
※俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃)「大いさ牛をかくす共云べけむ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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