●ぼこぼこ【ボコボコ】
デジタル大辞泉
ぼこ‐ぼこ

1 中空のものをしきりにたたく音を表す語。「ドラム缶を
2 水などが盛んにわき出たり泡だったりする音や、そのさまを表す語。「
3 でこぼこしているさま。くぼみや穴がたくさんあるさま。「穴が

1

2 俗に、ひどく殴るさま。何回も殴ったり蹴ったりするさま。「二人掛かりで
[アクセント]


出典:小学館
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大辞林 第三版
ぼこぼこ
一
[1] ( 副 ) ① 中が空洞のものをたたいた時の音を表す語。 「箱の中は空なのか-(と)音がした」
② 水や泡などがわき上がるさま。 「 -(と)水がわき出る」
二
[0] ( 形動 ) でこぼこしているさま。 「底が-な鍋」 「 -にされる」
出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典
ぼこ‐ぼこ
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 中空のものをたたく音を表わす語。
② 水が泡立って流れたり、水中から物が浮き上がる音やさまを表わす語。また、連続して物や事が生じたり、押し寄せて来たりするさまを表わす語。
※落語・阿七(1890)〈三代目三遊亭円遊〉「『覚悟は宜(い)いか』と念仏諸共(もろとも)隅田川へザブーリと飛込んで、此奴が、情死(しんじう)と来て土左衛門がボコボコ浮上り」
③ 咳の音を表わす語。
※面影(1969)〈芝木好子〉二「絵を描きながらぼこぼこ咳をしていたが」
④ ゆっくりと歩く音、また、そのさまを表わす語。
※熊の出る開墾地(1929)〈佐左木俊郎〉「馬車はぼこぼこと落葉の上を駛(はし)った」
⑤ くぼみや穴がたくさんあるさまを表わす語。
※犬喧嘩(1923)〈金子洋文〉一「店にぢっと坐って、ふけのやうな塵埃(ほこり)で白くてぼこぼこした街路を眺めてゐることは」
[2] 〘形動〙 土、地面、木などがやわらかくてへこみやすいさま。ぼくぼく。
※青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「自転車は這裏(こっち)へ置いといて上げませう、那辺(そっち)はボコボコの土だから」
[3] 凹凸があること。ぶつぶつ。
※蟹工船(1929)〈小林多喜二〉二「糊代りに使った飯粒のボコボコを見せて、貼らさってあった」
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