●ぼろぼろ【ボロボロ】
デジタル大辞泉
ぼろ‐ぼろ

1 粒状の物がこぼれ落ちるさま。「飯粒を
2 もろく崩れたり、砕けたりするさま。「この岩はすぐ
3 水分や粘りけがなく、ばらばらになっているさま。「
4 知られていなかった事実が次々と表に出るさま。「余罪が

1 ひどくいたんでいるさま。「
2 水分がなく、ばらばらであるさま。「乾いて
3 心身とも疲れきっているさま。「身も心も
[アクセント]


出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
ぼろ‐ぼろ
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① くだけた物や粒状の物が激しくこぼれ落ちるさまを表わす語。
※続無名抄(1680)下「世話字尽〈略〉暮露暮露(ボロボロ)」
② 涙が激しくこぼれ落ちるさまを表わす語。
※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「老婢は忽ち点々(ボロボロ)と涙を零した」
③ 破れているさまを表わす語。〔日葡辞書(1603‐04)〕
[2] 〘形動〙
① 物がひどくこわれているさま。また、衣服などがひどく破れているさま。転じて、心身が疲れきっているさま。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「衣服襤褸(ランル)(〈注〉ボロボロニヤブレル)なりしが」
② 水分が不足で粘りけがなかったり、ばらばらになったりしているさま。
※土(1910)〈長塚節〉一八「寧ろ粗剛(こは)いぼろぼろな飯よりも」
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