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みなかみ(町)【みなかみ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

みなかみ(町)
みなかみ

群馬県北部、利根郡(とねぐん)にある町。2005年(平成17)、利根郡月夜野町(つきよのまち)、水上町(みなかみまち)、新治村(にいはるむら)が合併して成立。町域は利根川水系の最上流域を占める。北東―南西方向に谷川(たにがわ)連峰をはじめとする三国(みくに)山脈の山々が連なり、新潟県との県境、分水嶺をなす。山岳地帯は上信越高原国立公園の指定域。JR上越新幹線、JR上越線、関越自動車道、国道17号、291号が通じ、上越新幹線の上毛高原(じょうもうこうげん)駅、関越自動車道の月夜野、水上の各インターチェンジがある。利根川および支流の上流域には、奥利根湖(矢木沢ダム)、洞元湖(どうげんこ)(須田貝ダム)、ならまた湖(奈良俣ダム)、藤原湖(藤原ダム)、赤谷湖(相俣ダム)などの人造湖があり、首都圏の水瓶として重要な役割を担っている。農林業は、かつては養蚕、稲作が中心であったが、近年はコンニャクイモ、シイタケ、リンゴやサクランボなどの果樹栽培も盛ん。水上温泉郷、猿ヶ京三国温泉郷(さるがきょうみくにおんせんきょう)、月夜野・上牧温泉郷(つきよのかみもくおんせんきょう)など良質な温泉が多数あり、また谷川岳などの山岳、照葉(てりは)峡などの渓谷、奥利根水源の森など、豊富な観光資源に恵まれ、現在は観光業が主力産業。月夜野地区にある縄文時代後期から終末期の集落遺跡、矢瀬遺跡(やぜいせき)は国指定史跡。同じ月夜野地区の利根川段丘上には、豊臣秀吉に関東侵攻(小田原攻め)のきっかけ与えたことで知られる名胡桃城跡(なぐるみじょうあと)がある。川場(かわば)村から移築・復原した旧戸部(とべ)家住宅は18世紀初頭の農家で、開口部の少ない古式を残し、国指定重要文化財。利根川最上流部の藤原(ふじわら)地区にある雲越家の家屋、および同家に伝えられた生活用具は、山間農家の実態をよく具現しており、「上州藤原(旧雲越家)の生活用具及び民家」の名称で国指定重要有形民俗文化財。面積781.08平方キロメートル、人口1万9347(2015)。

[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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