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【ミ】

デジタル大辞泉

み[五十音]
五十音図マ行の第2音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[i]とから成る音節。[mi]
平仮名「み」は「美」の草体から。片仮名」は「三」の全画から。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

五十音図マ行第二段の仮名。両唇鼻音の有声子音と前舌の狭母音とから成る音節。
平仮名「み」は「美」の草体。片仮名「ミ」は「三」の全画。 奈良時代までは、上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり、発音上区別があったとされる

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

接尾
形容詞・形容動詞の語幹に付いて名詞を作る。
そういう性質・状態、またそういう感じを表す。 暖か- 厚- おもしろ- 新鮮- を当てることがある。接続する語がより少なく、対象の性質・状態・程度を主観的・感覚的にとらえる
そういう状態をしている場所をいう。 深-にはまる 弱- 茂-

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接尾
意味上対立する二つの動詞の連用形や、動詞とその動詞に「ず」の付いた形に接して、動作・状態が交互に現れる意を表す。…たり…たり。 照り-曇り- 降り-降らず-

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接尾
上代語
形容詞および形容詞型助動詞の語幹に付く。
原因や理由を表す。…が…なので。…が…から。 我妹子わぎもこをいざみの山を高-かも大和の見えぬ国遠-かも/万葉集 44
中止法として、叙述の並列に用いる。 山高-川とほしろし/万葉集 324
「思ふ」や「す」を伴って、思考・感情の内容を示す。 我妹子を相知らしめし人をこそ恋のまされば恨めし-思へ/万葉集 494 中古以降は和歌だけに用いられた

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日本大百科全書(ニッポニカ)


五十音図第7行第2段の仮名で、平仮名の「み」は「美」の草体から、片仮名の「ミ」は「三」からできたものである。万葉仮名には甲乙2類あって、甲類に「彌、民、美、瀰、弭、寐(以上音仮名)、三、見、御(以上訓仮名)」、乙類に「未、味、尾、微(以上音仮名)、身、箕(以上訓仮名)」などが使われた。ほかに草仮名としては「(美)」「(見)」「(身)」「(三)」などがある。
 音韻的には/mi/で、両唇を閉じた唇内鼻音の[m]を子音にもつが、「さみしい―さびしい(寂)」「かまみすしい―かまびすしい(喧)」などのように、語によっては[b]と子音交替する場合もある。上代では甲乙2類に仮名を書き分けるが、これは当時の音韻を反映したものと考えられる。[上野和昭]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

〘接尾〙 形容詞または形容動詞の語幹に付いて名詞をつくる。
① そのような状態をしている場所をいう。「高み」「明るみ」「深み」など。
※万葉(8C後)一九・四二〇七「明けされば 榛(はり)のさ枝に 夕されば 藤の繁美(しげミ)に はろばろに 鳴くほととぎす」
② その性質・状態の程度やその様子を表わす。「さ」と比べると使われ方は限られる。「厚み」「重み」「苦み」「赤み」「面白みに欠ける」「真剣みが薄い」など。
[補注]②の中には、漢語の「味」と混同され、「味」を用いることも、近代には多い。

出典:精選版 日本国語大辞典
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〘接尾〙 (試みる意の「見る」の連用形からという) 動詞または助動詞「ず」の連用形に付き、その並列によって連用修飾語をつくる。対照的な動作または状態を並列してそれが交互に繰り返される意を表わす。…したり、…したり。…したり、しなかったりして。
※万葉(8C後)三・四八一「わきばさむ 子の泣くごとに 男じもの 負(お)ひ見(み)(むだき)(み) 朝鳥の ねのみ泣きつつ 恋ふれども」
※二日物語(1892‐1901)〈幸田露伴〉彼一日「由無き七情の往来に泣きみ笑ひみ過ごししが」
[補注]前項の「み」と同語とされる場合もあるが、前項の「み」は形容詞の語幹に下接し、この「み」は動詞の連用形に下接するので、別語である。

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(品詞については補注参照) 形容詞や形容詞型活用の助動詞の語幹に付いて連用修飾語となる。
① あとに「思う」「する」などの動詞が続き、感情の内容を表現する。→補注(1)。
※古事記(712)中・歌謡「道の後(しり) 古波陀をとめは 争はず 寝しくをしぞも うるはし(ミ)思ふ」
※万葉(8C後)一七・四〇〇九「玉鉾の道の神たち賂(まひ)はせむ吾が思ふ君をなつかし(ミ)せよ」
※土左(935頃)承平五年一月九日「翁人一人、老女一人、あるが中に心地悪しして、物もものしたばで、ひそまりぬ」
② (「名詞+を…み」「名詞…み」の形で) 原因・理由を表わして連用修飾語となる。…が…なので。…が…だから。
※万葉(8C後)一・五一「女の袖吹きかへす明日香風京を遠(とほみ)いたづらに吹く」
※詞花(1151頃)恋上・二二九「瀬をはや岩にせかるる谷川の割れて末にもあはんとぞ思ふ〈崇徳院〉」
[補注](1)品詞の扱いとしては、接尾語とする説、助詞とする説、四段活用動詞の連用形に相当すると見る説、などがある。
(2)「甘んずる」「重んずる」「安んずる」などは、①の用法による「甘みす」「重みす」「安みす」の変化したもの。

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