@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

わらべうた

世界大百科事典 第2版

わらべうた
子どもたちの遊びの中で,子どもによって選択され,作り変えられ伝えられる歌。わらべ歌(),童唄とも表記される。おとなが子どもの頃に歌った歌が伝えられることもあるが,おとなが子どものために創作した歌である童謡は,遊びで使う場合を除き,一般にここには含まれない。遊びの中ではなく年中行事の中で,子どもが参加し受け持つ歌,例えば正月左義長(どんど焼き),夏の虫送り,秋の亥子(いのこ)などの歌もわらべうたとされる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

わらべうた
わらべうた / 童歌・童唄
子供の歌のなかでも「童謡」が大人によってつくられたものをさすのに対して、主として子供自身の自発的な表現として歌い継がれてきた歌を総称する。したがって広義には、唱歌や歌謡曲をもじった替え歌をも含むが、一般には遊びなどを通して通時代的に伝承されてきたものだけをさすことも多く、伝承童謡ともよばれる。伝播(でんぱ)や伝承の過程で方言の影響を強く受けており、歌詞・曲調ともに、同系統の曲でも千差万別の変異形を示す。ことばは、数を順番に織り込んでいく数え唄やしりとり押韻など「ことば遊び」の形態をとるもの、掛け声的なもの、自然や年中行事を歌い込んだもの、早口・悪口の類が多い。音楽的には、二音、三音など比較的単純で歌いやすく、リズムもパターン化している。大多数は身体動作あるいは運動を伴い、数人ないし大ぜいでそろって遊び歌うところから、形式感も明白である。[山口 修]
『町田嘉章・浅野建二編『わらべうた――日本の伝承童謡』(岩波文庫) ▽北原白秋編『日本伝承童謡集成』改訂新版・全五巻(1974~76・三省堂) ▽広川勝美編『民間伝承集成3 わらべ唄』(1978・創世記) ▽小泉文夫著『子どもの遊びとうた――わらべうたは生きている』(1986・草思社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

わらべうた」の用語解説はコトバンクが提供しています。

わらべうたの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation