●アイオリス
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アイオリス
Aiolis
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世界大百科事典 第2版
アイオリス【Aiolis】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
アイオリス
あいおりす
Aiolis
古代にアイオリス方言のギリシア人が移住した小アジア北西部の地域。現在はトルコ領。南はスミルナを含んだが、スミルナがイオニア領となってからは、ヘルモス川から北はケブレネーまでの地域を含んだ。紀元前7世紀ごろにはトロアス地方にまで広がった。狭義にはギリシアのサモス島の対岸地域、キメーなどの12ポリス(都市国家)の領域をさす。12ポリスの祭祀(さいし)の中心はグリネイオンのアポロン神殿であった。ヘロドトスは、この地は肥沃(ひよく)だと伝えている。
[古山正人]
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