●アイスラー
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アイスラー
Eisler, Rudolf
[没]1926.12.14. ウィーン
ドイツの哲学者。『カント辞典』 Kantlexikon (1930) の編者として広く名前を知られており,哲学用語辞典の編集に大きな功績を残した。主著"Wörterbuch der philosophischen Begriffe" (27~30) 。
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世界大百科事典 第2版
アイスラー【Hanns Eisler】
ドイツの作曲家。ウィーンで1919‐23年にシェーンベルク,ウェーベルンに学び,音列技法による,極端に半音階的で密度の濃い和声とウィットに富んだ作品をかき始める。25年にベルリンに移り,そのころより共産主義者として社会活動に参加,社会に関する論文とともにその方面の歌曲を多数作曲。また簡潔で全音音階的な手法によるコーラスとオーケストラによる《母》(1935)などを発表。第2次世界大戦中はアメリカに亡命,ハリウッドで劇音楽に従事。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
アイスラー
あいすらー
Hans Eisler
(1898―1962)
ドイツの作曲家。ライプツィヒに生まれる。ウィーンでシェーンベルクに師事し、1923年のピアノ・ソナタ(作品1)でウィーン芸術賞を獲得した。当時の十二音的、半音的作風は、1920年代後半のマルクス主義との接近により、大衆的な作風にとってかわられる。1937~1948年のアメリカ亡命中は映画音楽や音楽教育に力を注ぎ、東ドイツに帰国後は、同国の国歌をはじめ多くの社会主義的な作品を発表し、ベルリンに没した。ブレヒトの『母』などの劇音楽、『外人部隊』(1933)などの映画音楽のほか、『レーニン・レクイエム』などの声楽曲が有名である。
[細川周平]
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367日誕生日大事典
アイスラー
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