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アイーダ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アイーダ
Aida
ベルディ作曲のオペラ題名。 A.ギスランツォーニ作詞スエズ運河開通を祝して,エジプト総督からの委嘱作。 1871年カイロ初演。古代エジプトとエチオピア争いを背景に,戦いの勝利敗北愛国心,復讐心,それにからむ恋愛,失意など複雑な人間感情をおりまぜたイタリアオペラの人気作で,ベルディの代表作の一つ。『凱旋行進曲』『勝ちて帰れ』『わが故郷』など,壮麗,優美な旋律は有名。日本初演は 1941年。

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デジタル大辞泉

アイーダ(Aida)
ベルディ作曲のオペラ。1871年、カイロの歌劇場の杮(こけら)落としで初演。エジプト軍に捕らえられたエチオピアの王女アイーダと、エジプトの武将ラダメスとの悲恋主題

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デジタル大辞泉プラス

アイーダ
①イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディのイタリア語による全4幕のオペラ(1841)。原題Aida》。古代エジプトを舞台とする将軍ラダメスと捕らわれ王女アイーダの悲恋を描いた作品。スエズ運河開通を記念して建てられたカイロ劇場のこけら落としで初演。
②2000年初演のミュージカル。原題《Aida》。作詞:ティム・ライス、作曲:エルトン・ジョン。①に基づく。日本では2003年に劇団四季が初演。邦題は『アイーダ 愛に生きた王女』ともする。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

アイーダ【Aida】
ベルディ作曲の4幕7場のグランドオペラ。スエズ運河開通(1869)記念に建てられたカイロの大歌劇場の開場式のために,エジプト太守が依頼したもので,初演は1871年カイロ。イタリア初演は72年,日本初演は1919年9月ロシア歌劇団による。日本人による初演は41年5月。台本はエジプト学者E.マリエットメンフィスでの神殿発掘の体験による原案を基にA.ギスランツォーニが作成。ベルディの過去23作品の集大成ともいえる円熟期の頂点を築いた作品。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

アイーダ
あいーだ
Aida

ベルディのオペラ。4幕。スエズ運河の開通を記念してカイロに歌劇場を建設したエジプトの大守(パシャ)イスマイリの依頼により作曲。1871年、同劇場で初演。ドラマは、エジプトの若き将軍ラダメスと、とらわれの身にある敵国エチオピアの王女アイーダとの悲恋の物語。古代エジプトを舞台に繰り広げられる異国情緒豊かな祭儀や舞踊、そして大群衆が登場する「凱旋(がいせん)の場」など豪華絢爛(けんらん)たる場面が数多く、グランド・オペラの代表作とされている。また一方、ラダメスに思いを寄せるエジプト王女アムネリスとの三角関係が織りなす愛情と嫉妬(しっと)、希望と失意など、時代や地域を超えた人間の基本的感情を浮き彫りにしていることも、この作品の特徴である。明快な筋書き(台本ギスランツォーニ)に助けられ、「凱旋の場」における合唱のスペクタクルな効果から、ラダメスへの愛と祖国への愛の相克に悩むアイーダの心理描写(「勝ちて帰れ」)に至るまで、ベルディは、ドラマのさまざまな要素をみごとに音楽で描き分け、壮麗かつ精妙なオペラをつくりあげた。なお、作品の成立動機、その祝典的な性格から、『アイーダ』は音楽祭の出し物、オペラ・シーズン幕開きの演目として上演されることが多い。日本では1919年(大正8)ロシア歌劇団により初演。1941年(昭和16)藤原歌劇団により日本人による初演。そして1982年(昭和57)には二期会創立30周年記念公演として上演されている。

[三宅幸夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

アイーダ
(原題Aida) ベルディ作曲のオペラ。一八七一年カイロで初演。囚(とら)われのエチオピア王女アイーダとエジプトの将軍ラダメスとの悲恋の物語。

出典:精選版 日本国語大辞典
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