●アウグスティヌス
デジタル大辞泉
アウグスティヌス(Aurelius Augustinus)
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世界大百科事典 第2版
アウグスティヌス【Aurelius Augustinus】
西方教会の教父として最も重要な人物で,かつヨーロッパのキリスト教を代表する一人。
[生涯]
北アフリカのヌミディア州タガステに,異教徒の父パトリキウスPatriciusとキリスト教徒の母モニカMonicaとの子として生まれた。46歳のときに書いた自伝《告白》によれば,16歳のときカルタゴに出て修辞学を中心とする自由学科を学んだが,ある女性と同棲して1子アデオダトゥスを生んだ。さらにマニ教の世界理解に興味を覚えて入信した。
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精選版 日本国語大辞典
アウグスティヌス
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旺文社世界史事典 三訂版
アウグスティヌス
Aurelius Augustinus
古代末期キリスト教会の偉大な教父で,神学者・哲学者
北アフリカのヌミディアに生まれ,青年時代は放縦 (ほうじゆう) であったが,信心深い母モニカの感化を受けた。初めマニ教の強い影響を受けていたが,386年ミラノで「取りて読め」という声を聞いて『聖書』をひもとき,キリスト教に回心を決意。その後はアフリカのヒッポにとどまり,この地の司教の職についた。その間に主著『神の国』『告白』などを書いた。晩年ヒッポの町がヴァンダル族に包囲されたなかで病死。
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