●アカガイ(赤貝)【アカガイ】
世界大百科事典 第2版
アカガイ【アカガイ(赤貝) Scapharca broughtonii】
大型でよく膨らんだフネガイ科の二枚貝(イラスト)。アサリやハマグリなどと異なり,血液にヘモグロビンを含み,肉が赤みを帯びるのでアカガイという。殻の高さ9cm,長さ12cm,膨らみ7.5cmに達し,白色だが,殻頂から42本内外の太い肋が出ている。黒褐色の粗い毛の生えた皮で覆われ,両方の殻のかみ合せはまっすぐで多数の小さい歯が1列に並び,殻を閉じると互いにかみ合う。また下側の縁は丸く膨らむ。内面は白色。
出典:株式会社平凡社
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