●アガメムノン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アガメムノン
Agamemnon
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デジタル大辞泉
アガメムノン(Agamemnōn)
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デジタル大辞泉プラス
アガメムノン
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世界大百科事典 第2版
アガメムノン【Agamemnōn】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
アガメムノン
あがめむのん
Agamemnōn
ギリシア神話の英雄。アトレウスの子で、スパルタの城主メネラオスの兄にあたるミケナイ(ミケーネ)の王。妻クリタイムネストラとの間に、イフィゲネイア、エレクトラほか三女と息子オレステスをもうけた。トロヤ戦争ではギリシア軍の総大将として出陣した。ギリシアの艦隊がアウリスに集合したとき、彼は狩りの技を誇ったので、女神アルテミスは怒って風を止め、彼らの出帆を阻んだ。そこで彼は預言者カルカスの忠告に従い、娘イフィゲネイアを、アルテミスの犠牲に捧(ささ)げた。またトロヤでは、英雄アキレウスから美女ブリセイスを奪ったためにアキレウスが戦場から退き、ギリシア軍が危機に瀕(ひん)したので、彼はブリセイスを返して和解を求めた。トロヤ攻略後、アガメムノンは、トロヤの王女カッサンドラの預言を無視して帰国したため、妻クリタイムネストラとその情夫アイギストスの共謀により暗殺された。これには息子オレステスによる復讐(ふくしゅう)の話がある。総じてアガメムノンは、武勇や知謀よりもむしろ誇り高さと威厳において、他をしのぐ英雄である。この物語は『コエフォロイ』『エウメニデス』とともに古代ギリシア悲劇『オレステイア』の一部を構成している。
[小川正広]
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精選版 日本国語大辞典
アガメムノン
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旺文社世界史事典 三訂版
アガメムノン
Agamemnon
トロヤ遠征のギリシア軍の総指揮官で,無事に帰国したが,不貞の妻クリュタイムネストラに殺された。このできごとは,女神アルテミスの怒りをしずめるため,娘イフィゲネイアを犠牲としたこととともに,文学の題材となり,アイスキュロスによる同名の戯曲が有名。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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