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アクセプター

デジタル大辞泉

アクセプター(acceptor)
半導体結晶に混ぜられる、原子価のより小さい不純物。新しいエネルギー準位をつくり、半導体の電気伝導率を増加させる。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

アクセプター【acceptor】
半導体において価電子帯(充満帯ともいう)から電子をうけとって正孔を作り,電導性を与える働きをする不純物または格子欠陥。すなわち電子で満たされた価電子帯では満員であるため電子の移動は不可能であるが,あき(正孔)があれば可能となる。一般に正孔はアクセプターの近くに比較的ゆるく捕らえられており,温度が上がると離れて電導性に寄与する。代表的な例はシリコンやゲルマニウム結晶中に溶けこんだAl,Gaなど3価の不純物原子である。

出典:株式会社平凡社
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化学辞典 第2版

アクセプター
アクセプター
acceptor

半導体中で価電子帯から電子を受けとる(正孔を供給する)もの.GeやSiでは周期表13族元素,13~15族半導体では12または14族元素が母体中の原子と置換したもの,および化合物半導体中での過剰な負イオン.また,正イオンの抜けた空格子点はアクセプターになりやすく,バンドモデルにおいて禁止帯内で価電子帯の上端付近に位置しアクセプター準位をつくる.浅いアクセプター準位は室温程度の熱エネルギーでイオン化し,価電子帯に自由正孔を供給する.[別用語参照]ドナーp型半導体

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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