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アディソン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アディソン
Addison, Joseph
[生]1672.5.1. ウィルトシャー,ミルストン
[没]1719.6.17. ロンドン
イギリスの随筆家,評論家。オックスフォード大学卒業後,政府の要職につき 1708年国会議員。旧友スティールとともに評論・随筆新聞『タトラー』 The Tatler (1709~11) および『スペクテーター』 The Spectator (11~12) を創刊,主として中産階級を相手に道徳,宗教,芸術の話題を平易に説き,多くの読者を得た。悲劇カトー』 Cato (13) は当時の政党間の対立もからみ大成功を収めた。 14年ホイッグ党内閣の復活とともにアイルランド総督秘書官,17年には大臣となった。平明達意な散文のスタイルを創始して,18世紀市民文学の基礎を確立した功績は大きい。

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世界大百科事典 第2版

アディソン【Joseph Addison】
1672‐1719
イギリスのエッセイスト詩人劇作家,政治家。著名な聖職者の息子として生まれ,後にオックスフォード大学で学ぶ。ホイッグ党の初代ハリファクス伯爵の知遇を得,その尽力でイタリアへ行く。その結果が《ハリファクス卿へのイタリア書簡》(1704)と散文《イタリア管見Remarks on Italy》(1705)である。後者は18世紀を通してイギリス人の大陸旅行の必携書とされた。主としてイタリアを古典の知識を踏まえて案内しながら,一方ではイギリス的な自由を大陸の圧政と対比させてもいる。

出典:株式会社平凡社
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アディソン【Thomas Addison】
1793‐1860
イギリスの医師。副腎皮質の障害によっておこる症候群を初めて記載(1855)したことで,その病名に名をとどめている。ニューカスル・アポン・タイン近くの小売商の家に生まれ,エジンバラ大学で医学を修め,ロンドンに移り,ロック病院,ガイ病院で働く。1827年にはガイ病院医学校で毒物学の教師,37年より臨床医学を講義した。診断の鋭さと正確な記載で知られている。アディソン病【中川 米造】

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