●アドニス
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アドニス
Adonis
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アドニス
Adonis
シリア生まれの詩人。本名 `Alī Aḥmad Sa`īd。ダマスカスのシリア大学卒業。1950年頃から詩作を始める。政治性,社会性を保ちつつ,詩の純粋性を守り,象徴性を前面に押し出すもので,現代詩として高い評価を受けている。作品集に『ダリラ』Dalīlah(1950),『大地は語った』Qālat al-Arḍ(1952/54),『初期の詩』Qasā`id ūlā(1956),『詩集』Dīwān(1971)などがある。
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デジタル大辞泉
アドニス(Adōnis)
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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アドニス【〈フランス〉Adonis】[書名]
出典:小学館
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世界大百科事典 第2版
アドニス【Adōnis】
出典:株式会社平凡社
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飲み物がわかる辞典
アドニス【Adonis】
カクテルの一種。ミキシンググラスにドライシェリー、スイートベルモット、オレンジビターズを入れステアし、カクテルグラスに注ぐ。ショートドリンク。1884年にブロードウェイで大ヒットした同名のミュージカルにあやかり、人気が出ることを願って名づけられた。食前酒。
出典:講談社
(C)Kodansha 2013.
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20世紀西洋人名事典
アドニス
Adonis
1930 -
レバノンの詩人。
本名‘ALī Ahmad Sa‘īd。
1957年「詩」の創刊に参加し、さらに’69年には「立場」を創刊する。その後、文芸誌「情況」の編集長となる。妻のハリーダ・サラーフも文芸評論家である。著書に「ダマスカスのミフヤルの歌」「大地は語った」「風の木の葉」など。
出典:日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)
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精選版 日本国語大辞典
アドニス
出典:精選版 日本国語大辞典
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現代外国人名録2016
アドニス
Adonis
- 職業・肩書
- 詩人
- 国籍
- シリア
- 生年月日
- 1930年
- 出生地
- ラタキア県カッサビーン
- 本名
- アリー・アフマド・サイード・イスビル〈‘Alī Ahmad Sa‘īd Isbir〉
- 学歴
- ダマスカス大学哲学科〔1954年〕卒
- 受賞
- 地中海賞外国人部門賞(フランス)〔1995年〕,ストルガ詩の夕べ金冠賞(マケドニア)〔1997年〕,ビョルンソン賞〔2007年〕,ゲーテ賞(ドイツ)〔2011年〕
- 経歴
- 幼時より父からコーランと古典アラビア詩を学ぶ。ダマスカス大学哲学科卒業後、非合法だった左派系のシリア社会民族党に入り、逮捕される。1年間の獄中生活を終え、1956年にレバノン・ベイルートに逃れる。この頃から詩作を始め、’57年詩誌「詩」の創刊に参加、新しいアラブ詩を求めてタンムーズ派の文学運動を推進する。’69年文化誌「立場」創刊、のち文芸誌「情況」編集長。’80年内戦下のベイルートを後にし、パリへ亡命。主な詩集に「ダマスカスのミハヤルの歌」(’62年)、「大地は語った」「風の木の葉」などがあり、詩評論に「詩の時代」(’72年)がある。ノーベル文学賞候補として毎年のように名前が挙がっている。シリア国籍を持つ。
出典:日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」
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