●アニマ
デジタル大辞泉
アニマ(〈ラテン〉anima)
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アニマ
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世界大百科事典 第2版
アニマ【Anima[ドイツ]】
本来はラテン語で〈魂〉を意味する語。スイスの精神医学者ユングが分析心理学における用語として用い,現在ではその意味で使用されることが多い。ユングは夢分析の際に,男性の患者の夢に多く特徴的な女性像が出現することに注目して,そのような女性像の元型が,男性たちの普遍的無意識内に存在すると仮定し,それをアニマと名づけた。女性の場合は夢に男性像が現れ,その元型がアニムスAnimus(アニマの男性形)である。男性も女性も外的には社会に承認されるためのいわゆる男らしいとか女らしいというペルソナ(〈仮面〉を意味する語)をつけているが,内的にはその逆のアニマ(アニムス)のはたらきによって補償されている。
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精選版 日本国語大辞典
アニマ
〘名〙 (anima)
① キリシタン用語。霊魂。精神。
※どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)一「此あにまはしきしん(色身)にいのちをあたへ、たとひしきしんはつち(土)はい(灰)になるといふとも此あにまをはる事なし」
② 男性の心の奥にある無意識な女性的要素。スイスの心理学者ユングの用語。
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