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アパシー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アパシー
apathy
一般には社会学における概念で,社会現象や社会そのものに対し無関心になってしまい,自己を取巻く日常的な事柄にしか興味をもたない,社会的無関心,政治的無関心を意味する。心理学的には自己の生活や自分にも興味をもたない,極端に無関心な虚無的な意識をさすが,社会学的もしくは政治学的概念として用いられる場合が多い。政治的無関心と同義に用いられる場合もあるが,その場合には,政治の世界から自己が疎外されていると感じている「政治的疎外感」や,政治に自分が影響力をもたないと感じてしまう政治的無力感,または「政治的有効性感覚」の欠如とも類似した概念となる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

アパシー(apathy)
アパテイア
政治的無関心。
心理学で、感情鈍麻。普通なら感情が動かされる刺激対象に、何の反応も示さないこと。

出典:小学館
監修:松村明
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ナビゲート ビジネス基本用語集

アパシー
アパシーとは、青年期に多くみられる無気力・無関心な状態のこと。ギリシア語で「感情の欠如」を意味する言葉、apatheiaが語源。アパシーになった人は仕事や勉強など本来すべきことにはやる気が出ないが、交遊関係や趣味に関しては意欲を発揮するという点で、生活全般に対する無気力・無関心を示すうつ病とは異なる。また、うつ病はしばしば睡眠障害を伴うのに対し、アパシーの場合、昼夜逆転生活になっても睡眠はとることができる。 特に大学生にみられる慢性化した無気力状態をスチューデント・アパシーという。この状態の学生は授業に出なくなって留年を繰り返したり、中途退学に至ることもある。

出典:ナビゲート
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世界大百科事典 第2版

あぱしー【アパシー】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

アパシー【apathy】
アパテイアに同じ。
政治的無関心。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

アパシー
あぱしー
Apathy

無気力の精神病理

ドイツ語のアパチーApathieは外界からの刺激に無感覚となることを意味し、急性の驚愕(きょうがく)などにみる無感覚や統合失調症(精神分裂病)などの症状を示す用語であるが、近年、精神分析学で繁用される英語の「アパシー」は神経症水準の無気力、無関心を示す。アメリカのウォルターズP. A. Waltersは、1961年に大学生が学業に無関心となり非生産的な生活を送るスチューデント・アパシーstudent apathyという概念を提唱した。日本では精神医学者の笠原嘉(よみし)(1928― )が「学生のみならず学業や仕事などの本業に関心を示さず、その他の分野に活動性を残すものを退却神経症」とした。広瀬徹也(1937― )の逃避型抑うつも同じ病理である。[永田俊彦]

政治的無関心

経済的繁栄の下で、人々が関心を向ける対象が多様化した現代社会では、政治に対する関心が低下しがちであるうえ、政治的要求が満たされずに政治不信に陥り、さらに政治への関心を失う人々が多い。「アパシー」は、このような「政治的無関心」に対しても用いられ、現代政治に不安定をもたらす一要因ともなっている。[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

アパシー
〘名〙 (apathy)
② 無感動。無神経。
※この神のへど(1953)〈高見順〉七「共鳴、共に感じるのがシムパシイ。アパシイはその反対で、共に感じない」
③ 政治機構の拡大、政治現象の複雑化による個人の無力感と非政治的消費傾向の膨脹とによって生み出される政治的無関心。

出典:精選版 日本国語大辞典
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