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アブサン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アブサン
absinthe
アプサント。苦よもぎを主として,その他若干の香料を 70%ぐらいのアルコール浸漬して造ったリキュール一種淡緑色をしており,アニスの香りが強い。食欲増進酒といわれる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

アブサン(〈フランス〉absinthe)
ニガヨモギで味つけした、アルコール分70パーセント前後の緑色のリキュール。毒性があるため、現在はアニスなどで味つけした低アルコール度のものをいう。アプサーント。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

アブサン
 本来,キク目キク科ヨモギ属のニガヨモギ[Artemisia absinthium]の風味をつけたリキュールであるが,その習慣性が指摘されて,現在はアニスの種子アニシードのエキスなどを混合して製造している.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

アブサン【absinthe[フランス]】
ニガヨモギを主体に種々の薬草,香草類をブランデーなどのスピリッツに配合し,再蒸留して造る酒。一般にはリキュールに分類。名称は,ニガヨモギのラテン名アブシンチウムに由来する。やや苦みのある強烈な酒で,緑色を帯びているが,水を加えると乳白色ににごる。アルコール分65~70%。1730年にフランスの医師ピエール・オルディネールによって創製され,97年スイスに創立されたペルノー・フィス社から発売された。その後,解熱用などの薬酒として用いられていたが,麻酔的な酔い心地から愛好者がふえ,1890年代の退廃的雰囲気の中でもてはやされたが,中毒症状を呈するものが続出したため,スイスでは1908年に製造と販売を禁止,15年フランスでも禁止された。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

アブサン【absinthe】
リキュール酒の一種。ニガヨモギを主成分とした、アルコール分70パーセント前後の緑色の洋酒。アプサン。アブサント。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

飲み物がわかる辞典

アブサン【absinthe(フランス)】

にがよもぎを主に、アニス、アンゼリカフェンネルなどの複数の香草、香辛料をアルコールに漬してつくるリキュール。アルコール度数は40~70度で、砂糖を加え、水で割って飲むことが多い。淡い黄緑色で、水を加えると白濁する。18世紀にフランス人の医師ピエール・オルディネールがスイスで薬酒として処方を考案し、1797年にアンリ・ルイ・ペルノが商品化した。フランスをはじめ欧米各国に普及し、多くの芸術家に愛好されたことでも知られるが、にがよもぎに含まれるツヨンが向精神作用を引き起こすことがわかり、長期にわたる習慣的な飲用による中毒性が問題となって、20世紀初頭各国であいついで製造・販売が禁止になり、幻の酒となっていた。その後の研究により規制が見直され、1981年WHOによりツヨンの残存許容量が定められたうえでリキュールににがよもぎを使用することが承認され、現在はその範囲内の製品が製造されている。

出典:講談社
(C)Kodansha 2013.
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日本大百科全書(ニッポニカ)

アブサン
あぶさん
absinthe
アニス系の香りをもつリキュール。18世紀の後半フランスの医師オルジネールが創製したといわれる。本来はアブサン(ニガヨモギ)を用いるが、その成分には習慣性の毒性があるため、欧米諸国では使用が禁止されていたが、その後、条件付きで承認されている。最近ではアニスの実がおもに使用され、これに、カンゾウ(マメ科)、ヤナギハッカ(シソ科)、コエンドロ(セリ科)などの草根木皮類十数種をアルコール分85~90%のスピリッツで浸出してつくる。アルコール分は70~75%あり、緑色の辛口のもので、加水すれば白濁する。[秋山裕一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

アブサン
〘名〙 (absinthe)⸨アブサント⸩ 洋酒の一種。色は緑色。ニガヨモギの花、または葉からしぼりとった液に、茴香(ういきょう)、アニス、アルコールを混ぜて蒸留して作ったアルコールを七〇パーセント含む、強いリキュール酒。スイスで発明され、ヨーロッパ諸国で製造されたが、中毒性が強いため多くの国で禁止され、現在はニガヨモギを含まないもの(四五度)が多い。
※新聞雑誌‐七一号・明治五年(1872)一二月「当時仏蘭西辺にて『アブサン』と申す酒稍行はれ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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