●アブデラ
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アブデラ
Abdēra
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世界大百科事典 第2版
アブデラ【Abdēra】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
アブデラ
あぶでら
Abdera
エーゲ海北岸のトラキア地方に位置した古代ギリシアのポリス(都市国家)。紀元前7世紀にイオニアの都市クラゾメナイの植民市として建設されたが、トラキア系先住民に滅ぼされ、前6世紀後半に同じくイオニアのテオスからの植民者によって再建された。穀物生産と、内陸部との交易を通じて、前6~前5世紀に栄えたが、前4世紀なかばにフィリッポス2世によってマケドニアに併合された。哲学者のデモクリトス、ソフィストのプロタゴラスはこのポリスの出身。現在のギリシア北東部クサンティ県に遺跡がある。
[前沢伸行]
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