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アラブ(ウマ)【あらぶ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

アラブ(ウマ)
あらぶ
Arab

哺乳(ほにゅう)綱奇蹄(きてい)目ウマ科の動物。同科の1種ウマの1品種。体高と体長のほぼ等しい方形馬で、頭は小さく額は広く、目は大きく丸い。鼻孔は大きく口は細く、その横顔はくさび形に引き締まってみえる。頸(くび)はやや長く胸は大きく、鬐甲(きこう)(背から頸へ移行する部分の隆起)は鮮明で胴は短い。尻(しり)は大きくやや水平で、足にじょうぶで大きな関節があり、骨は細いが緻密(ちみつ)で硬い。皮膚は薄く、筋肉や血管が明瞭(めいりょう)に見える。体高は1.45~1.5メートルで、性質は鋭敏で激しい。アラブの成立については不明であるが、400年ごろ、トルコのカッパドキア地方の小格馬200頭がイエメンに贈られた記録があり、ソロモン王の所有馬を祖先とする伝説もある。また、ムハンマド(マホメット)も馬産を奨励したといわれる。アラブ改良の過程は、血統を重視し、一流の5血統内で交配を行い、速力と持久力に優れた純血種アラブを成立させたものである。生産の中心地はネジドの砂漠であるが、イラク、シリア、ヨルダンとアラビア半島で生産されたものも含まれる。

[加納康彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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