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アリカ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アリカ
Arica
正式名称はサンマルコスデアリカ San Marcos de Arica。チリ北端部,太平洋にのぞむ港湾都市で,ペルーとの国境に近い。アタカマ砂漠の北部にあたる乾燥地帯にあり,市街は砂丘に取巻かれて,切立ったモロ岬の下に広がる。 1570年インディオの集落があった地にスペイン人によって建設され,植民地時代はペルーの港として繁栄。 1879年チリとボリビアの間に硝石資源をめぐって太平洋戦争がると,チリ軍がこの地域を占領,83年のアンコン条約によりペルー領からチリ領に編入されることになったが,この帰属問題が最終的に決着したのは 1929年であった。現在チリ北部の主要港の一つとしてアタカマ砂漠で産出される,硝石などの鉱産物や,周辺の灌漑地帯に産するオリーブ,柑橘類などを積出すほか,内陸国ボリビアの外港として重要で,ラパスからの鉄道が通じ,ボリビアの輸出入のかなりの部分を扱っている。近年工業も次第に発展,魚粉工場,自動車組立て工場などがある。パンアメリカン・ハイウェーが通る。人口 17万 7330 (1992推計) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

アリカ(Arica)
チリ最北端、アリカ‐イ‐パリナコタ州の都市。同州の州都。太平洋に面し、植民地時代より鉱産物の積出港として発展。アサパ渓谷の山の斜面に描かれた地上絵や、ボリビア国境近くにあるラウカ国立公園への観光拠点になっている。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

アリカ【Arica】
チリ北端の港市。国境をへだててペルーのタクナ市と並ぶ。人口19万5000(1991)。ペルー,ボリビアに対する戦争を経て,1880年からチリ領となる。1913年完成の鉄道がボリビアの首都ラ・パスに通じており,自由港を中心とした中継貿易は,漁業とともにアリカの主要経済活動となっている。周辺は乾燥地であるが,アサパとユタの谷の灌漑地で古くから農牧業が行われている。【細野 昭雄】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

アリカ
ありか
Arica
南アメリカ、チリ最北端にある太平洋岸の港市。チリ第1地域(タラパカTarapac)にある。人口18万4134(2002年国勢調査速報値)。後背地は乾燥地で、アンデス山脈から流れる河川の谷を除き農業生産はわずかであるが、周辺の鉱産物(銅、硝石など)、魚粉などの輸出港となっている。ペルー、ボリビアとの国境地帯にあり、ボリビアの首都ラ・パスに鉄道が通じ、この国への中継港でもある。1960年代後半のフレイ政権下では国策により自動車、電気機器などの組立て工業が盛んとなったが、その後政策の変更で衰退した。対ペルー・ボリビア戦争(太平洋戦争とよばれる)でのチリ勝利により、チリが占領し(1880)、1929年チリへの帰属が確定した。[細野昭雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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