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アルピニズム

デジタル大辞泉

アルピニズム(alpinism)
登山。特に近代スポーツとしての登山の方法・技術精神を総合していう。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

アルピニズム【alpinism】
広義には登山全体を指すが,とくに近代登山とその思想を指すといってよい。狩猟や信仰,測量などの目的による登山ではなく,登山そのものを目的として,より高く,より新しく,より困難な登山を目ざすことの中に喜びと楽しみを求め,科学的,総合的に知識と技術を養い,強い情熱をもって全人格的に登山に対していこうとする考え方である。このような考え方の登山者をアルピニストalpinistと呼び,ハイカーhikerとは区別している。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

アルピニズム【alpinism】
登山。特に、近代的スポーツとしての高山登山。また、登山に対する考え方・思想。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

アルピニズム
あるぴにずむ
alpinism
広義には登山のことであるが、とくに近代的なスポーツ登山において、登山すること自体のなかに喜びと楽しみを求め、技術と総合的知識を養い、全人格的に山に対して迫っていく考え方、思想をいう。山に魅せられた人間が山の頂上を目ざし、技術を駆使して多くの困難と闘いながらひたすら登る。ここにアルピニズムの真髄がある。
 スポーツとしての登山は1786年、近代登山の父とよばれるスイスのソシュールが組織した隊によるモンブラン登頂を端緒とする。ソシュール以来、アルプスをはじめカフカス、アンデス、ヒマラヤなど世界に名だたる処女峰の登頂が相次いで試みられ、登山技術や装備もこれに伴って発達した。さらに、より困難なルートによる登頂を目標とするママリー提唱のママリズムが関心を集め、困難な氷稜(ひょうりょう)や岩壁が登攀(とうはん)の対象となってきた。岩壁や氷壁にハーケンを打つなど装備を駆使する登攀に対し、あくまでも人間の力と技術のみに頼る考え方。ヒマラヤの高峰に無酸素で挑戦する考え方。頂上を目ざして直登する直登主義(ディレッティシマ)。大量の装備と人員を投入し極地法(ポーラーメソッド)で登る考え方。それに対して、登山の真髄は単独で山と語りつつ登る単独登攀にあるとする考え方。これら登山に対するさまざまな考え方、態度が交錯しつつ、アルピニズムが発達してきたといえよう。「山がそこにあるから」のマロリーの名言に象徴されるように、山があり、山に魅せられた人間があり、困難きわまる登山にスポーツ性を求める限り、世界のすべての高峰が征服されたとしても登山に終わりはなく、アルピニズムもまた無限に展開していくに違いない。[徳久球雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

アルピニズム
〘名〙 (alpinism)
① アルプス登山。また、岩登りなど、高度の技術を必要とする登山。高山登山。
② 登山精神。〔現代術語辞典(1931)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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