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アルベンス【あるべんす】

日本大百科全書(ニッポニカ)

アルベンス
あるべんす
Jacobo Arbenz Guzman
(1913―1971)
グアテマラの軍人、政治家。ケツアルテナンゴ県に生まれる。父親はスイス移民。軍人の道を歩み、第二次世界大戦末期の1944年、陸軍大尉のときウビコ独裁打倒闘争に参加。1944年、打倒後、革命評議会の一員となり、さらにその後生まれたアレバロ政権で陸軍大臣、国防大臣を務めて軍部内の革新派のリーダーとなり、1951年の選挙で勝利して大統領に就任。アレバロ政権下での改革を継承して、労働者、農民、知識人、軍部、共産党の支持のもとで国内の構造改革と経済の自立化を目ざし、1952年に本格的な土地改革を実施した。しかし、この国で大土地を所有するアメリカ系ユナイテッド・フルーツ社(現チキータ)の利益と衝突してアメリカ政府の圧力を受け、ついにアメリカCIAが支援した反革命軍に倒された(1954年6月)。その後メキシコに亡命、さらに革命キューバで祖国の反独裁闘争のために働いたのち、メキシコで孤独のうちに客死した。1950年代の中米での変革のむずかしさを象徴した革命的軍人であった。[加茂雄三]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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