●アレクサンデル[6世]
世界大百科事典 第2版
アレクサンデル[6世]【Alexander VI】
1431‐1503
ローマ教皇。在位1492‐1503年。本名ロドリゴ・ボルジアRodrigo Borgia。叔父教皇カリストゥス3世により25歳で枢機卿に任命され,パウルス2世時代(1464‐71)に教皇庁内で勢力を拡大し,シクストゥス4世の教皇選挙を画策し,自分は強力な贈賄によって当選した。教皇としての施策は出身たるボルジア家,とくにその子チェーザレ・ボルジアへの優遇から決定され,その権謀術数はルネサンス期支配者の模範としてマキアベリの賞賛をえた。
ローマ教皇。在位1492‐1503年。本名ロドリゴ・ボルジアRodrigo Borgia。叔父教皇カリストゥス3世により25歳で枢機卿に任命され,パウルス2世時代(1464‐71)に教皇庁内で勢力を拡大し,シクストゥス4世の教皇選挙を画策し,自分は強力な贈賄によって当選した。教皇としての施策は出身たるボルジア家,とくにその子チェーザレ・ボルジアへの優遇から決定され,その権謀術数はルネサンス期支配者の模範としてマキアベリの賞賛をえた。
出典:株式会社平凡社
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