●アレゴリー
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アレゴリー
allegory
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世界大百科事典 第2版
アレゴリー【allegory】
【文学】
アレゴリーの発想ないし方法の起源はきわめて古く,ギリシア・ローマ神話も聖書も,その多くの部分をアレゴリーとして解釈することが可能である。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
アレゴリー
あれごりー
allegory
寓喩(ぐうゆ)、寓意物語。ギリシア語のアレーゴリアallegoria(別な話し方)に由来し、抽象的な概念をそのまま表現せずに、別の具体的なイメージを用いて表現する文学形式。メタフォーmetaphor(隠喩)を拡大、発展させたものともいえる。パラブルparable(たとえ話)やフェイブルfable(寓話)よりも複雑で長く、構想力に富み、しばしば擬人化がみられる。聖書やダンテの『神曲』はいくつかの異なったアレゴリー、つまり重層的な寓喩として解釈される。代表的作品としては、中世の道徳劇や『バラ物語』、近世のE・スペンサーの『妖精(ようせい)女王』やバニヤンの『天路歴程』、20世紀ではG・オーウェルの『動物農場』がある。
[船戸英夫]
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精選版 日本国語大辞典
アレゴリー
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デジタル大辞泉
アレゴリー(allegory)
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