●アートマン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アートマン
ātman
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デジタル大辞泉
アートマン(〈梵〉ātman)
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世界大百科事典 第2版
アートマン【ātman】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
アートマン
あーとまん
Ātman
「個体の本質」を示すインド哲学の術語。「我(が)」と訳される。原義については諸説あって一定しないが、『リグ・ベーダ』以後の文献においてしだいに哲学的意義を帯びるようになり、ブラーフマナ文献を経て、生気(プラーナ)、意(マナス)、言葉(バーチュ)などの精神原理を超え、個体を統一する普遍的な最高実在を示す語としての位置を得た。ウパニシャッド文献において、宇宙の最高原理ブラフマンとの同一が説かれ、梵我一如(ぼんがいちにょ)思想が唱えられた。以後、アートマンは、インド哲学諸学派によって種々に考察され、ニヤーヤ学派、バイシェーシカ学派では、その実在性の論証に意を払い、ベーダーンタ学派では、ウパニシャッド思想を継承して梵我一如思想を強調した。仏教は、無我説を主張する。
[松本照敬]
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精選版 日本国語大辞典
アートマン
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旺文社世界史事典 三訂版
アートマン
ātman
人間存在の不変の本質であり,ブラフマン(梵)と究極的に一体化すると考えられた。これを梵我一如 (ぼんがいちによ) という。
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