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イオン結合【イオンけつごう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

イオン結合
イオンけつごう
ionic bond
イオン陰イオンが,静電気引力で結びついてできる化学結合。金属と非金属のように電気陰性度の大きいものほどイオン結合による化合物をつくりやすい。またこれらの化合物は一般にイオン結晶をつくる。食塩はその典型的なである。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

イオン‐けつごう〔‐ケツガフ〕【イオン結合】
陽イオン陰イオンとの静電気的引力(クーロン力)による結合。異極結合

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

イオン結合
 カチオンアニオンの間のクーロン引力によってできる化学結合,例えばNaClにおけるNaとClの結合など.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

イオンけつごう【イオン結合 ionic bond】
負イオン間の静電的引力に基づく化学結合様式をいう。その典型的な例は,食塩(塩化ナトリウム)NaCl,蛍石(フッ化カルシウム)Ca2+(F)2など無機化合物の結晶に多くみられる。イオン結合をもつ物質は,一般に固体を形成するとき,正イオンが規則的に配列しているイオン格子をつくり,明確な〈NaCl分子〉ともいうべき分子は蒸気の状態を除いて存在しない。融点はかなり高く,融解または溶解すれば崩壊してイオンとなり電導性を生じる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

イオン結合
いおんけつごう
ionic bond

化学結合の一つ。陽イオンと陰イオンとが集まって生成するイオン結晶中での、陽イオンと陰イオンの間にみられる結合。イオン結晶中では、イオン間にみられる静電引力は方向性がなく、一つずつのイオンはできるだけ多数の反対符号のイオンを周りに、しかもできるだけ近くに引き付けようとする。しかし正負のイオンが接近すると、それぞれのイオンにおける外殻電子による反発力が大きくなり、引力と反発力が平衡に達した一定の位置で安定となる。

 化学結合のなかでも共有結合とともにもっとも基本的な結合であるが、実際にみられる化学結合では、純粋なイオン結合と考えられる場合はそれほど多くなく、普通、イオン結合といわれるものも、多くはいくらかの共有結合的要素が入ってきている。また普通、共有結合といわれるものにも、多くはいくらかのイオン結合的要素が入ってきている。

[中原勝儼]

『藤谷正一・木野邑恭三・石原武司著『絵とき 化学結合の見方・考え方』(1987・オーム社)』『ミシェル・シュアール、ブリジット・プロー、リオネル・プロー著、中原勝儼・一国雅巳訳『物理化学概説』(1988・東京化学同人)』『山内淳・平山鋭・谷口仁・東長雄著『物理化学の基礎』(1989・朝倉書店)』『イアン・S・バトラー、ジョン・F・ハロッド著、荻野博・下井守・飛田博実訳、荻野博監訳『無機化学』上(1992・丸善)』『E・カートメル、G・W・A・ファウルズ著、久保昌二訳『原子価と分子構造』(1993・丸善)』『一國雅巳著『基礎無機化学』改訂版(2008・裳華房)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

イオン‐けつごう ‥ケツガフ【イオン結合】
〘名〙 正・負の電荷をもつイオン間の静電引力による原子の結合様式。塩化ナトリウム、ホタル石など無機塩類にみられるが、多くは共有結合を伴っている。異極結合。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

イオン結合
イオンケツゴウ
ionic bond

正と負のイオンが静電引力によって形成する結合.金属元素と非金属元素からなる化合物に見られる.たとえば,KCl結晶のように,金属原子Kは正イオン K に,非金属原子Clは負イオン Cl になってイオン結晶を形成する.ただし,KCl分子は気体状態でも存在できるが,そのときは,イオン結合性と共有結合性がほぼ50% ずつになっている.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
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