●イシュタル
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イシュタル
Ishtar
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
イシュタル(Ištar)
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
イシュタル【Istar】[曲名]
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
イシュタル【Ishtar】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
イシュタル
いしゅたる
Ištar
古代メソポタミアのアッシリア・バビロニア地方で崇拝された女神。南セム人の男神アスタルと関係があると思われ、後代には西セム人のフェニキアで、アシュタルテの名で崇拝された。ギリシアの女神アフロディテともなんらかのつながりがあると考えられる。この女神はシュメールの女神イナンナ(シュメール語でニン・アンナ、「天神の奥方」の意)を引き継ぐもので、天体神としては天神アヌの娘である金星を表すものとされた。南メソポタミアのウルクが、イナンナ=イシュタル崇拝の中心地であり、ここにはこの女神に捧(ささ)げられた神殿があった。アッシリア・バビロニアの『タンムーズ神話』の、たとえば『イシュタルの冥界(めいかい)下降』では、冬に死んで春によみがえる植物神タンムーズ(シュメール語でドゥム・ジ・アブズ、「深淵の真の子」の意)を追いかけて冥界まで下る地母神的な女神として表されているが、他方『ギルガメシュ叙事詩』では、英雄ギルガメシュを誘惑して拒否されると、激怒して戦いを引き起こすという戦闘的な女神が描かれている。このように愛と豊饒(ほうじょう)の守り神であるとともに、男性的な戦士の性格をもつ女神であった。
[矢島文夫]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
イシュタル
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
旺文社世界史事典 三訂版
イシュタル
Ishtar
アッシリアの勢力増大にともなって各地に広がり,セム語族系民族の神話にも影響を与えた。シリアのアシュタルテ女神,ギリシアのアフロディテの原型とされる。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「イシュタル」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●イシュタルの関連情報