●イスクラ
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスクラ
Iskra
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世界大百科事典 第2版
イスクラ【Iskra】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
イスクラ
いすくら
Искра/Iskra
革命的マルクス主義者の最初の全ロシア的な非合法新聞。イスクラ(火花)の名は、デカブリストがプーシキンに与えたことば、「火花から炎は燃えあがる」からとられたものである。最初の編集委員はレーニン、マルトフ、ポトレソフАлександр Николаевич Потресов/Aleksandr Nikolaevich Potresov(1869―1934)のほか、「労働解放」団のプレハーノフ、アクセリロード、ザスーリチ。創刊号は1900年12月にライプツィヒで、2号以下発行地はミュンヘン、ロンドン、ジュネーブと移った。平均発行部数8000。レーニンは創刊号掲載論文で、ロシアにおけるマルクス主義政党の創立の重要性を説き、全国的新聞の思想的、組織的必要性を主張した。03年のロシア社会民主労働党第2回大会に際しては、ボリシェビキ的な党の綱領と規約を準備して決定的役割を果たした。03年11月、メンシェビキの手に編集が移り、52号以降05年112号まで発行された。
[木村英亮]
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旺文社世界史事典 三訂版
イスクラ
Iskra
「火花」の意。1900年12月レーニンらが創刊。革命運動の理論と組織の強化に重要な役割を果たした。党の分裂(1903)後はメンシェヴィキ派の機関紙となった。名称は,プーシキンが流刑中のデカブリストに送った挨拶に対する答辞の句,「火花よりぞ焔は燃え立つ」に由来。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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