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イスラーム

世界大百科事典 第2版

イスラーム【Kāzī Nazrūl Islām】
1899‐1976
インド,ベンガル地方の詩人イスラム教徒幼時から貧困のうちに過ごした。第1次大戦の折ベンガル連隊に志願,カラチ滞在中,本格的に詩や物語を書き始める。彼を一躍有名にしたのは,帰国後1921年に発表した長編詩《反逆者Bipalabī》で,この詩を含む処女詩集《火のビーナAgnibīṇā》(1922)は,30年代に花開くベンガル現代詩の到来を予兆するものであった。代表的な詩集に《の笛Biṣer Bāṅśi》(1924),《平等主義者Sāmyabādī》《チャーヤーナトChāyānaṭ》(ともに1925)等がある。

出典:株式会社平凡社
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旺文社世界史事典 三訂版

イスラーム
Islām
7世紀前半にムハンマドが創始した一神教
イスラームとは,本来「自分のすべてをだれかに委ねること」を意味し,その対象がアッラーアラビア語で神を意味する)である。ただし,あくまでも自分の力のおよぶかぎりの努力をすることが前提であり,それでも人間の力には限界があるから,最終的にはすべてをアッラーに委ねる,という考え方をとる。政治・経済を含むすべての活動がこの対象であるため,単なる信仰としての宗教と異なる。イスラームの基本は,信仰告白・礼拝・ザガート(義務としての施し。自発的な施しを意味する仏教用語の“喜捨”とは異なる)・斎戒(“断食”はその中の1つ)・巡礼の五行と,その世界観をあらわすアッラー・天使・使徒・啓典・来世・神の予定を信仰する六信である。そしてイスラーム教徒(ムスリム)の生活共同体がウンマ,ムハンマドの口を借りてアッラーの言葉を書き記したものが啓典『クルアーン(コーラン)』である。現在,イスラーム教徒の数は世界で約10億人ともいわれ,増加を続けている。なお,これまでのわが国におけるイスラーム解釈には,ヨーロッパ経由のキリスト教的解釈をもとに,宗教用語としての仏教用語が利用され,誤解されてきた部分が多い。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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